地域を識り、防災をデザインする

高遠高等学校 観光防災マップ作成中間報告および意見交換会について

  ~  高校生による観光から地域防災を意識するマップ作成  ~

はじめに

昨今の災害の多様化広域化により、日常における防災対策の重要性についての認識は広く社会に浸透して います。しかし、実際の災害リスクを自ら調べ対策に至るまでは、正常性バイアスや調査スキルなど様々なハードルがあり、実際の行動までには至らないことが多いのではないでしょうか。 そのような状況のなか、伊那谷から全国へ新たな地域防災普及を目指し、2016年より伊那市役所小松さん、上伊那広域消防藤根さん、いなあいネット菊田さん樋代さんらと共に活動しています。2020年からは、観光をきっかけとして身近に防災を意識してもらうことを目的とした『観光防災マップ』の作成を伊那市にある高等学校の生徒たちと行っています。 『観光防災マップ』は、地域の方には身近な場所の新たな再発見のツールとして、地域外の方々にはこのマップを利用した後に自分の住む地域の防災減災について意識するきっかけとなるような内容を目指しています。


写真1 観光防災マップについての説明の様子
写真2 マップの話し合いを行うグループ

高校生の視点による『観光防災マップ』

初年度、長野県伊那弥生ケ丘高等学校において『観光防災マップ』の作成を実施し、ユニークな視点のマ ップが出来上がるとともに、国立青少年教育振興機構による全国高校生体験活動顕彰制度「地域探究プログラム」で発表する機会も得ることが出来ました。
昨年度からは長野県高遠高等学校において高遠市街地を中心に『観光防災マップ』作成を行っており、今年度は菊田さん樋代さんと横山が中心で活動しています。『観光防災マップ』は、高校生の視点で日常に溶け込んでいる観光になりうるポイントを見つけ出すとともに、災害時に注意を要する場所を探してもらい地図化しています。


写真3 全員でのフィールドワークの様子
写真4 グループ毎の調査報告

中間報告会と今後の目標

今回実施する報告会は本年度の総合授業を履修している高遠高校2年生の発表となります。マップ作成は 現在中間地点になりますが、皆様方からの意見を参考に、より良いマップ完成につなげていきます。作成したマップの活用については今後さらなる検討が必要ですが、観光と防災を融合したゲーム性の高いオリエンテーリングのようなイベントの開催を予定しています。運営については高校生と地域の方々の協働で進めていければと考えています。
また、高校生や地域の方々が自ら調査しカタチにしたマップも、作成して終わりというパターンが多く、せっかくの成果が一過性で終わってしまうことが多い状況です。そこで学校と地域、自治体の協働で維持管理を行い、随時バージョンアップができる形を模索しています。
今回の報告会で発表する生徒たちの多くは、学外の方々を交えたこのような形での発表は初めてでありつたない発表もあるかもしれませんが、厳しくも温かいご意見をいただけると幸いです。多くの方々のご参加をお待ちしております。


写真5 調査データのまとめの様子
写真6 「話し方・伝え方」の講義の様子

スケジュール

申込み


当日の受付も可能ですが、資料準備のため、事前の申込をお願いします。



申込はこちら